2013年1月8日火曜日

" Bless you. " が聞こえない。

 地球滅亡が叫ばれた2012年もあっという間に過ぎ去り、あっという間に2013年。「2013」という数字を見て何だか見た目に違和感を感じつつも、また来年も同じようなことを言っているような気がする。
 年の瀬ということもあり、Facebookを除くと友人たちが昨年の総括や新年の抱負をズラズラと綴っていた。面白いことにそういうことをしているのは日本人だけで、他の国の人達はというと、 " Happy New Year! " ぐらいなもんなわけです。「なんと礼儀正しい国民性なんだ!」と感心しつつも、どっちが良いとか無いんだろうけれども、本当にどうでも良かった。
 帰国して、友人たちに留学していた時の話をする度に言われる「そんなに楽しかったならなんで帰ってきたの?」。この言葉を聞く度に、自分でも「なんで帰ってきたんだろう?」と首をかしげてしまう。残ろうと思えば残れたわけだが、帰国という選択をしたボクは今日本にいる。朝起きれば「おはよう。」仕事が終われば「お疲れ様です。」くしゃみをしても「・・・。」まぁ普通に考えて「くしゃみしたぐらいで反応するなよw」と言いたくなるだろうが、凄く寂しい。ボクが英語に関してものすごく固執しているわけでもないが、くしゃみをする度に自分が日本にいるんだと感じる。
 今考えてみると、あの頃は本当に楽園にいたんだなと思う。大して成し遂げたことがあるわけではないが、色んな考えを持った人たちとの出会いの数々はボクを成長させてくれた。(←こういう留学あるあるみたいなことしか言えないから話が面白くないんだろうね。)たった半年だったが、6月から11月までの1月ずつに思い出があり、本当に濃い半年だった。
 また海外に長期滞在するんなら、その国の人と同じ生活リズムで過ごしたい。という淡い期待。

2012年11月18日日曜日

映画『 To Rome with Love 』を観て

 冒頭からまさにウディ・アレンワールド!古めかしくも、景色に溶け込んだBGMがまるでその国にいるのような感覚にしてくれる。シーン一つ一つが絵になり、テーマとしてあげる一つの都市の良い所を引出しているのが本当に綺麗だった。
 イタリアのローマが舞台で、定番の観光地から、小洒落た細い路地などローマの中心地を隅々まで映していて、先日ローマを訪れたばかりの僕としてはストーリーとは別に景色だけでワクワクできた。
 ストーリーは、ローマにそれぞれ別々の理由で訪れた人たちの出来事を描いている。一つ一つのストーリーに全く関係性は無いんだけど、それぞれ全く異なったストーリーで各々楽しめる。展開もセリフも全てが新しい感覚だった。これまでに観たことのない、ラブコメだったと思う。
 前作の『 Midnight In Paris 』も大好きなのだが、ローマを訪れたことがあるからなのか、それよりももっとストーリーに入り込めた作品だった。これまで観たラブコメの中で一番好きな作品に急浮上!帰国したら、ウディ・アレンの作品を集めてみたいと思う。
 独りでもカップルでも家族でも楽しめる映画だと思うので、エヴァにも007にもトワイライトにも興味無いんだけど最近良い映画無いかな?って人にはぜひオススメ!


2012年11月11日日曜日

しょぞく

 『留学行ったのに日本人とばっかり絡んじゃって。。。』的なことは皆無で、英語を話す機会ができて嬉しい気持ちとは裏腹に、日本人とのコミュニケーションに時々飢えている気がする。多分これは自分の中で打ち解けて話せるような仲間がいないってのと、そこまでの英語能力が備わってないからだろう。
 こっちでバイト始めた時は、とりあえず何かルーティンな日常にアクションを起こそうと思ったんだけど、今思うと帰属意識に飢えてたんだと思う。それは日本コミュニティじゃなくても、多国籍なコミュニティでも何でも良くて、自分の存在価値だけでも認識させてくれるような場所が欲しかったんだなぁと。
 マルタに来たばっかりの頃は凄く恵まれてて、どこ行くにしても誰かが一緒で、いつも楽しかった。5ヶ月経った今、友達がいないわけじゃないんだけど、贅沢にも普通以上のものを求めちゃう。だからこそ、今働いてる職場っていうのは自分の存在価値が明確だから気持ち良い。
 バイトが急に休みになって、急に日本人だけで牡蠣鍋パーティになって久々腹抱えて笑えた日曜日の書留。

べんきょう

 やっぱり勉強しないね。来る前からそうなるんだろうなとは思っていたんだけども。プログレステストを受けた結果は全然悪くないし、むしろ自分でも驚くくらい良かった。先生たちも過剰なくらい褒めてくれる。でも、自分の中で『このくらい勉強しました!』とかそういう蓄積されてるものってのが全く感じられないからなのか、褒められてるのに疑問しか無くて終始" Thank you. " としか言えなかった。
 相変わらず机に向かう勉強ってのが嫌いな自分。ちょっと前まではヤバイとしか思ってなかったけど、今はもう開き直ると言うよりかは完全に受け入れてる。こういうところ見てても、将来する仕事なら資格バンバン採るような仕事は向いてないんだと思う。
 どちらかというと体酷使して体動かしながら覚えるほうが、ちょー気持ち良いしちょー楽しいから合ってるんだと思う。社畜とか言われようと、それに伴うものがあれば全然平気だと思う。そういう意味でも、企業選びよりも職種選びの方がすごく重要なんだろうな。
 でもよぉーく考えたら、どんな職種に就こうが『勉強』ってやつからは逃げられないんだろうと思う。アパレル店員になってもその時期の流行の勉強はしないといけないし、コンビニ店員一生やっても新商品のこと知らないといけない。
 残り3週間の留学生活。勉強しなかったことは全く隠す気もサラサラ無いから、『留学先でちゃんと勉強しろよ!^^』みたいなTHE・留学いってらっしゃいコメントも一切しなくなるだろうな。しなかったからねぇ。本当にしなかった。『帰ったら勉強するぜ!』なんて言えない。

2012年11月4日日曜日

こみゅにけぇぃしょん

 かなり気が早いのかもしれないけれど、最近ずっと復学してからのことを考えてる。復学は来年の4月。2012年地球滅亡説もまだ残ってるのに、呑気に2013年のこと考えてる。復学しても、お世話になった先輩方はいないし、同期の2009年入学の友達たちも大半が卒業していて、カフェテリアの窓際をオーバー22歳のオジサン学生同士で飾るのかもしれないと思うと、楽しみでもあるが、なんとも寂しい気持ちにもなる。
 そんな復学が待ち遠しいオジサンが最近ワクワクしているのは、復学と同時に『ソーシャルスペース』として開放できる空間をみんなに提供すること。復学後に友人たちとシェアをして大きな家に住むことはほぼ確定していて、その空間の使い方にこだわりたい。まぁ基本コンセプトとか考える前に同居人達をこの計画に引きこむことができなければ、結局はオナニープランの夢物語となって泡と化してしまうのだろう。
 こう考えるようになったきっかけっていうのは、幸運にも大学の諸先輩方から可愛がっていただいた、ぼくなりの大学や先輩方への感謝の気持ちの表現でもあるのだが、学年とか関係なくみんなでワイワイするのが好きって言うことにもある。これを通してただ盛り上がるだけでなく、自分にとっても来てくれる人にとっても色々と意味のある空間創りができれば良いなと思う。
 先輩と後輩の繋がりって本当に素敵で、この縦の繋がり無くして今の自分は無いと自信を持って言える。先輩から勉強させてもらったことを、自分の中に落としこんで、後輩にアウトプットしていくことを繰り返す中で、自分の考えは積もるように蓄積されていくんだと思う。これは別に年齢とか学年とか全く関係なくても言えることで、例えば音楽に精通している人が『もっとこのアーティストみんなに知ってもらいたい。』とかそういう気持ちに似てると思う。そうやって知ってもらうことで相手の中に興味関心の種を植え付けることさえ出来れば、それは価値のある活動だと思う。
 僕はそこに重きを置いて、この『ソーシャルスペース』を実現させたいと思う。つまりは、色んな垣根を超えたコミュニケーションの場になるような空間を提供していけたらなと思う。別にこれはAPU生に限定した空間じゃなくて、興味のある人がドンドン集まって来るような空間になればもっと価値のある場になると思う。それこそ、卒業した先輩たちだったり同期たちが気軽に帰って来れるような場所になれたら至高。
 正直今の段階で別府にはこういう空間そこそこあるよね。上手く差別化を図って、お互い協力しながら価値のある場を創造できれば良いな。みんながそれぞれ興味のある空間に集まっていければもっともっと素敵なコミュニケーションが広がっていって、そこからまた新しい何かが生まれて、もっともっと楽しい生活が送れるんだと思う。
 別にそのつながっていく何かっていうのは、新しいコミュニティでも良いし恋愛とかでも何でも良い。そのキッカケづくりとして何か機能できるような役割になる場所を僕は追い求めたい。
 今計画している中では、足りないシェアメンバーをウェブ使って学年・国籍関係なく募集かけたり、『金無くて飯食えません。涙目』って人に皿洗いとかの代わりに御飯作ってあげたりと色々空想段階ではあるけど、ニヤニヤしながら考えてる。これもまたメンバーで要相談ですな。

これから少しずつ同居人たちと相談しながら色々と決めて行こうと思いますので、ソーシャルスペース公開日まで楽しみに待ってていただけたら幸いです。ε=\_○ノ イヤッホーゥ!

Special Thanks うえお

2012年10月30日火曜日

美しい生活

 中学生くらいから服装をやたら気にするようになって、最初は姉の勧める服を着たりしていた。それと同時期くらいからファッション雑誌読むようになって、全然わからないのにモデルの着てる服装を見て『こういうの流行ってるんだ。値段・・・。高過ぎ・・・。』みたいなのの連続で、カッコイイ服を指を加えて眺めているだけだった。その時のモチベーションはただ単に『女子にモテたい!』とか『他の奴らよりイケてたい!』とかいうごく普通の理由で、それは正直あんまり変わってない。
 自分の将来とか考えると、職業どうこうと言うよりも、スマートなオッサンになりたいとしか思わない。自分の将来への理想像って人それぞれだと思うけど、個人的には人としてどうありたいかとかのほうがよっぽど重要。乞食でもちゃんと髭剃って綺麗な服着たいし、カップ麺とかばっか食べないで美味しいご飯を食べたいし、綺麗な家に住みたいとワガママながら思ってしまう。
 こういうことを重要視しながら職業を考えるとついつい『とりあえず金!!』ってなりがちだったんだけど、今はそうは思わない。それもFrancfrancで働いてみてわかったことで、それから一気に自分の中で考えが改まった。ブランドイメージとか企業イメージを大事にしていて、スタッフの人達はいつでも綺麗な身だしなみや言葉遣いを心がけなきゃいけないんだけど、それがもう体の芯から染み込んでいて本当に素晴らしいと思った。本当に素敵な職場だし会社。
 そういうの見ると服飾とか家具とか雑貨とか色んな小洒落たクリエイティブなものに溢れて仕事をするのが自分にとっても幸せだし、心地良いんだろうなって思う。でもまぁよく考えたら、そういう職業に就かなくとも自分の意識次第でそういう生活ってできるんだよなって書きながら気づいてしまった・・・。
 でもまぁ結婚してからもちゃんと歳相応の綺麗な格好していたいと心の底から思うわけです。休みの日はジャージとか、腹減ったらカップ麺、家も簡素とかそういうのはつまらない。そうやって常に自分を心地よくさせて、奮い立たせてくれるような美しい生活ができるような大人になりたいな。

2012年10月13日土曜日

映画『Extremely Loud & Incredibly Close』を観て

 2012年初旬公開のこの映画。邦題は『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』という一発で興味を引くタイトル。ポスターに映る少年が顔を手で覆っているのも印象的。なんと言っても監督が『愛を読む人』『リトルダンサー』スティーブン・ダルドリー。元々この作品は2005年に発表されたベストセラーを映画化したものらしい。
 主な内容は2001年9月11日に起きた世界貿易センタービル同時多発テロに巻き込まれて死んだ最愛の父の面影を追う少年のストーリー。その少年がふとした時に見つけた1つの鍵を中心にストーリーは動いていく。少しずつ父の面影に近づいては行くものの、それとは真逆に最愛の母との心の距離はどんどん広がっていく。時々胸に刺さるようなセリフが飛び出したり、少年の異常なまでに激しい感情の表現など、痛ましいシーンも多々ある。しかし、その中にフフッと笑えるようなシーンも盛りこんである。あんまり書きすぎるとネタバレになっちゃうのでここらへんで。
 感想としては、久々に良い映画観たなという感じがした。凄く感情表現が奇抜なんだけど、愛くるしい少年の姿に何度も心を打たれた。お互いに感じる心の距離に悩む母と子の姿に苦しみながらも、実はどこかお互いを気遣っている様子などから感じられる、父を失った息子と夫を失った母の強い心の繋がりがとても印象的で良かった。もう一度観てみたい映画の内の一つです。