2014年7月13日日曜日

素直に生きる

 先日、4月に入学したばかりの1回生の前でぼくの学生生活について発表する機会を与えてもらったので、この場を借りて少し補足説明してみたいと思う。プレゼンのスライドだけでは中々伝わらない部分も多いと思うので、これを作りながら考えたことっていうのをメインに書いていく。
 まず、ぼくの学生生活は4年間では無いということを最初に触れたい。2009年に入学して、2011年の秋学期から大学を休学した。そして、今年の9月に卒業する予定なので、計5年半という長い間「大学生」という身分で過ごしてきた。5年半も学生する人は中々いないと思うので、そこは全くに参考にならないかもしれないが、何も考えていなかった田舎の高校生が、APUという一風変わった大学に入ってからどのように変わったのかを観ていだければ良いかと。
 
 プレゼンをするということが確定して、ずーっと頭の中で何を話そうかと考えていた。バイト中も、友達と遊んでいる時も、授業中も、どこにいる時もそのことばっかり考えていた。時には友達に相談しながら自分の頭のなかを整理してもらっていた。これはぼくの癖で、一つ考え始めたら他のことを全く考えなくなる。これで考え抜けたこともあるし、色々と抱えて全部中途半端になったこともあった。
 まず最初に考え始めたのが『1回生の気持ちになる』ということ。これが難しい。5年半前とははるか昔のことのように感じる。というのも、自分の成長なんて自分で感じることなんてぼくはあまり無く、目の前のことをこなして色んな人と交流した結果今の自分があるというくらいにしか考えられないからだ。昔の自分を「よく頑張ったな!」と褒め称えるというよりかは、今まで自分と関わってくれた人たちみんなへの感謝の気持ちの方が大きい。

 ぼくは勉強は全くと言って良いほどして無いしできないので、勉強とかについては何も言えない。むしろそんなことについて喋っても気の利いたことは言えないので却下。つまんないし。

 最後に触れたアドバイス3つがある。『とりあえず何でもやってみよう』『将来の自分を細かくイメージしよう』『自分の気持ちに素直になろう』の3つのトピックについて話した。最初の2つは、言及せずともそのままなのでここでは割愛する。最後のトピックが、今回のプレゼンで最も伝えたかった部分で、1回生の内から意識しているだけで自分の世界を拡げることができる1番のエッセンスだ。
 というのも、ぼくが1回生の時、そして休学するまでの間、ぼくは常に誰かの意見を軸にして動いていた。何もわからないあの時期だったらそれでも良かったのかもしれないけども、実際に自分のために何かを成し遂げるということではなく、誰かのためにとか、誰かに迷惑をかけないようにということを考え続けていた。
 こんな考え方になったのにはいくつか理由があって、1番の理由は昔イジメに合った経験っていうのがある。イジメられないように生きていく術を身に付けたことで良かったこともあれば、悪かったこともある。これは本当に一長一短。

 ぼくがここで1番伝えたかったのは、『もっと自由に生きて良いんだよ!』っていうこと。親のために大学に来たのか、誰かに迷惑をかけないように選択することに何の価値が有るのか。常に誰かのことを意識しながら生きることは、自分の人生に対する責任を放棄しているんじゃないだろうか。
 『人生は一度きり!』とかよく言われるけども、それを常に意識して行動している人なんて少ないんじゃないだろうか。就職活動を始めた時、ぼくは大きな現実を自分に突きつけられた気がした。将来のことを考えれば考えるほど不安しか無い。そんな時、ぼくは「夢なんてクソ食らえ」だと真剣に思っていた。苦しい現実を突きつけられた自分の精一杯の抵抗だったんだと思う。

 親からは大きな会社で働いて欲しいとか、就活終わった人が賞賛される風潮とか色んな環境の変化があって、うんざりしてた。そんな時に思い出したのが休学中の経験だった。休学時代に学んだことを一言で言うと「素直に生きることの美しさ」だ。何の影響も受けずに自分の気持ちに素直に生きることがどれほど自分に対して健康な気持ちいられて、生きていくことができるのか、それが1番のカルチャーショックだった。
 そんな経験を踏まえて、ぼくは自分の気持ちに素直になって就活をやり直した。自分が好きな会社を受けて、結果自分の好きな会社に入ることができた。この決断が、ぼくが今まで生きてきた中で自分一人で考えぬいて選んだ決断だった。

 世の中は自由に生きる人たちに対して酷く冷たいと思う。自分の気持ちを押し殺しながらも必死に働いてたくさんのお金を稼いだ人こそ自由だと考えられている資本主義の世の中では、「金」を中心とした議論が多くて本当にうんざりする。高学歴で高収入の人たちは、自分たちが勝者だと思って、色んなお節介をやいてくる。そんな人達よりも、いくらか収入が低かろうが、自分の好きなことをやり続ける人たちの心の豊かさの方がよっぽど素晴らしいと思う。
 
 そんな経験や考えを踏まえた上で話したプレゼンだった。それが伝わったのかはわからないけども、感想文に色々なことをぶちまけてくれていて、本当に嬉しかった。もっと自分の人生というものを真剣に考えて、どういう生き方をしていくのかというのを、色んな事を経験しながらゆるーく形作っていってもらいたい。

 就職という道は単なる選択肢の一つであって、旅に出ても良いし、ゆっくり自分を考え直しても良い。新卒一括採用が及ぼす、22〜24歳になったらみんな一斉に職に就くという異様な考え方には首をかしげちゃうし、別に自分の人生を好きに謳歌したところで誰かに迷惑がかかるわけではない。迷惑なんて生きてるだけで誰かにかけてるもんだし、そんなに気にする必要もない。
 
 色んなところに行って、色んな人に会って、色んな経験をして、自分の世界をどんどん広げよう。その広がった自分の世界の中で、自分が一番心地良い生活をしていこう。

 そんなことが伝えたいプレゼンでした。

1回生ワークショッププレゼンテーション
http://www.slideshare.net/fukagawakenzo/ss-36040876


2014年5月1日木曜日

つけ麺DAYS。

 就活が終わった。『終わった』というよりも、何かの始まりと言ったような感覚である。前回ブログを書いたのは3ヶ月も前になる。就活中も何かと書き記そうとはしていたものの、自分の中で自問自答を繰り返す時間というのがあの一瞬だけな感覚が大好きで、その瞬間だけの記録にしようと思い、書き記さないことにしていた。

 去年の夏から始めた就活を一言でまとめることはできないけれど、素直に楽しかったと言うことができるだけで幸せだ。それは、就活中に色々な話をしてくれた周囲の方々のおかげである。不採用通知をもらって落ち込んでいるボクを飲みに誘ってくれた友人や後輩たち、甘ったれた考え方を否定しながらも応援してくれた先輩方、何も言わずに信頼してくれた両親や家族。本当に心から感謝している。

 将来に対する不安が頭から離れず、眠れない日もあった。就活が失敗しても死にはしないと口では言いながらも、実際に色々と考えると悪い方向にばかり考えてしまう。考えても仕方がないと思いながらも、いつもその不安に追われていた。その不安を感じたことで、毎回の選考に一生懸命臨むことが出来たし、将来について現実的な視点を持って取り組めた。

 悲しいかな、5年後10年後の日本を考えるとあまり良い未来像は描けない。6年後には東京オリンピックが開催され、世界中から人々が日本に集まって、少しは活気を取り戻しているだろうか。人口の減少が進み、外国人労働者がたくさん入ってくるであろう日本は、どのような姿なのか。全く想像もつかない社会が広がっているだろう。ボクはそんな未来に全く希望を持てずにいた。

 しかし、本当に未来に希望は無いのだろうか。自分の将来を他人や社会などの外的要因のせいにして、逃げているだけではないだろうか。自分の力でなんとかしてやろうというような力強い気概を失っていた。何もかもに対して受け身で過ごすことに慣れていた自分は、今後間違いなく潰れていくだろうと確信した瞬間だった。「そんなの絶対に嫌だ、自分の人生は自分で創る。」そう決心した瞬間に今までの不安が全てなくなっていき、自分の進むべき道が明確になった。ベンチャー企業という選択も、全く迷いがなかった。

 ボクが内定を頂いたオプトという会社は、グループ全体で社員約1500人を抱えるメガベンチャーと言われるような会社である。一度は大企業病を患いながらも、常に会社として変革をもたらそうとする姿は、創業から20年を越えた今でもベンチャー精神を感じさせる。今は利益の大半を投資事業にまわし、自社のみならずスタートアップやベンチャー企業の成長を促そうとしている。そんな刺激的な会社で働くことができることを心から誇りに思う。

 『自分の未来は自分でしか作れない。』これがボクが就活を通して再認識したことである。未来は不安だらけかもしれない。でも、それを跳ね除けてでも生きていける力をボクは身に付けたい。将来は結婚もしたいし子供も欲しい。家も車も欲しいし海外旅行にも行きたい。カッコイイ服を着て美味しいものを食べにも行きたい。そんな夢も、自分の力で確実に現実のものにしていきたい。それまでは死ぬ気で働いて、がむしゃらに経験と知識を得るのみ。

 就活も終わって、「残りの学生生活どうするの?」と聞かれることがよくあるが、決して就活が何かの終わりを意味するのではなく、新しい目標に向かって精進するのみ。今のうちにしか出来ないことを、がむしゃらに取り組む。ただそれだけである。何をするのかに関してはまた次回のブログに書き記したいと思います。お楽しみに。

スープ割りが1番美味しくて優しいのは、二代目つじ田です。

2014年1月20日月曜日

就活中二病

 去年のまとめとか色々と書きたいことはたくさんあったんだけど、中々気が乗らずに書くことができなかった。就活を始めてから初めてやる気がドンドン滅入っていく、今はそんな時期。就活解禁して1ヶ月ちょっとくらいしか経ってないけども、そんな間に自分で感じたことを色々と書いていきたい。

 12月から就活解禁と世の中では騒いでいたが、ボク自身の就活スタートは夏休みからだった。後輩に感化されて薦められた会社のインターンシップ課題に挑戦していた。あの当時は本当に何がしたいのか全く分からず、『広告』というクリエイティブでカッコイイ職にもやもやした憧れを抱きながらも何も調べないまま応募していた。
 
 どんどんインターン先を決める後輩や周りの友人達。全く結果が出ない自分に苛立ちと焦りが生じて、空回りする。「何がしたいのかわからない。」「どうしたらいいのかわからない。」「どうやったらインターンに行けるのかわからない。」本当に苦しかった。そんな時に支えてくれた周囲の方々には本当に感謝している。

 意外と切り替えは早いもので、もう一度「0」から考え始めた。「本当は何がしたいのか?」「周りのことを気にしすぎてはいないか?」「仕事ってなに?」何をしている時も自問自答をしていた気がする。これが、いわゆる自己分析というやつに繋がったのであろう。逆求人で人事の方とお話させていただく中で自分の考えをぶつける中で、共感していただいたり、認めて頂けて、次第に失った自信を取り戻していった。

 この頃からは、周りの「あの企業良いよ!」とかの声が全く気にならなくなってきた。答えは自分の中にしか無いし、ボクの人生はボクが決めると考え始める。(遅い)12月になってからは、APUに来てくれる会社の説明会に積極的に足を運んで、業界関係なく参加できる説明会には参加して、質問して、とりあえずやれることを全力でやった感じ。

 そんなことをしてると、少しずつ自分が惹かれる会社や業界がわかってきた。12月にあった逆求人では、自分でもびっくりするほどの好成績だったので、「自分を認めてもらえた」と解釈し、今のままの自分で間違ってはいないのだと確信を得た。別にまだ内定をもらえたわけではないが、選考もすんなり進むことができて、なんだか不思議な気持ちだった。どんどん次の選考に進むことができていることに感謝すべきなのかもしれないが、贅沢にも「本当にこれでいいのか?」と迷いが生じ始めてきた。

 そんな時に、留学先のマルタで出逢った寿司屋のオーナーと約1年ぶりに再会を果たした。久々の再会に話が弾む。近況報告から、今後の話まで。10年以上日本を離れ海外で働いて暮らしている彼の話は、一般的な日本人の考えとは逸脱し過ぎていておもしろい。わざわざ別府にまで足を運んでいただき、さらに深く話をすることもできた。

 しかし、彼と話しながらずっと何かを彼に求めている自分に気がついた。話の中に論理性を求める自分がいたし、自分もなるべく論理的に話そうと心がけていた。ボクは、そんな自分が本当に嫌だった。就活を始めてから、誰と話すにしても話しの論理性などを気にしながら会話していたと思う。それを露骨に態度に出すことは無かったけど、どこかでそれを気にし続けていた。

 ボクは本当にバカだ。オオバカ者だ。就活にとらわれすぎて、そんなつまらない思考に陥ってしまった。これまでに自分が考えていたことなんて、就職活動のための攻略法のようなものでしかなくて、人と交流する時には全く必要のないものだ。もしこれが普通のことで、そんなことばかり要求され続ける社会なんてちょー疲れるし、つまんない。

 攻略法ばかり気にしすぎるあまり、人としての「感情」とかを忘れ去っていた気がする。本当に大事なことを忘れていた。論理性なんて、誰かを説得する時だけに使えば良い。それ以外は、「感情」とか「直感」を大事にして生きていきたい。この人といる「価値」とか、お金で換算しようとするのも何もかもが間違っている。そこにお金で換算できる価値なんて無い。感情論で良いと思う。

 攻略法に陥ると、自分の本当にやりたいことを見失ってしまう。それで、自分をその会社に合わせるようになってしまう。この攻略法で、大抵の企業にエントリーとかES提出したりできると思う。でも、それでいいのか。ある程度は自分を騙す覚悟が必要とか言われるけども、本当にそうなのだろうか。自分の理想を追いかけることに大きな意味はある。それにも大きな覚悟が必要だ。

 ボクは、本当に自分がやりたいことができて、満足した環境で働けるなんて考えてもいなかったので、片っ端からエントリーして、ESを提出しようと考えていた。でも、このつまらない就活ゲームに乗っている自分に嫌気が差してきてからは、本当に行きたいと思える企業だけに絞るようになった。考えなおした結果、理由はそれぞれだが、今のところ3〜4社しか残らなかった。これしかない。もしこれでダメだったら、また考え直せば良い。ボクの就活長引くかもな。

 就活中二病。自分にワガママに、目の前の壁を頑張って乗り越えていこうと思う。