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2012年11月18日日曜日

映画『 To Rome with Love 』を観て

 冒頭からまさにウディ・アレンワールド!古めかしくも、景色に溶け込んだBGMがまるでその国にいるのような感覚にしてくれる。シーン一つ一つが絵になり、テーマとしてあげる一つの都市の良い所を引出しているのが本当に綺麗だった。
 イタリアのローマが舞台で、定番の観光地から、小洒落た細い路地などローマの中心地を隅々まで映していて、先日ローマを訪れたばかりの僕としてはストーリーとは別に景色だけでワクワクできた。
 ストーリーは、ローマにそれぞれ別々の理由で訪れた人たちの出来事を描いている。一つ一つのストーリーに全く関係性は無いんだけど、それぞれ全く異なったストーリーで各々楽しめる。展開もセリフも全てが新しい感覚だった。これまでに観たことのない、ラブコメだったと思う。
 前作の『 Midnight In Paris 』も大好きなのだが、ローマを訪れたことがあるからなのか、それよりももっとストーリーに入り込めた作品だった。これまで観たラブコメの中で一番好きな作品に急浮上!帰国したら、ウディ・アレンの作品を集めてみたいと思う。
 独りでもカップルでも家族でも楽しめる映画だと思うので、エヴァにも007にもトワイライトにも興味無いんだけど最近良い映画無いかな?って人にはぜひオススメ!


2012年10月13日土曜日

映画『Extremely Loud & Incredibly Close』を観て

 2012年初旬公開のこの映画。邦題は『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』という一発で興味を引くタイトル。ポスターに映る少年が顔を手で覆っているのも印象的。なんと言っても監督が『愛を読む人』『リトルダンサー』スティーブン・ダルドリー。元々この作品は2005年に発表されたベストセラーを映画化したものらしい。
 主な内容は2001年9月11日に起きた世界貿易センタービル同時多発テロに巻き込まれて死んだ最愛の父の面影を追う少年のストーリー。その少年がふとした時に見つけた1つの鍵を中心にストーリーは動いていく。少しずつ父の面影に近づいては行くものの、それとは真逆に最愛の母との心の距離はどんどん広がっていく。時々胸に刺さるようなセリフが飛び出したり、少年の異常なまでに激しい感情の表現など、痛ましいシーンも多々ある。しかし、その中にフフッと笑えるようなシーンも盛りこんである。あんまり書きすぎるとネタバレになっちゃうのでここらへんで。
 感想としては、久々に良い映画観たなという感じがした。凄く感情表現が奇抜なんだけど、愛くるしい少年の姿に何度も心を打たれた。お互いに感じる心の距離に悩む母と子の姿に苦しみながらも、実はどこかお互いを気遣っている様子などから感じられる、父を失った息子と夫を失った母の強い心の繋がりがとても印象的で良かった。もう一度観てみたい映画の内の一つです。


2012年10月2日火曜日

映画『Real Steel』を観て

 2011年公開のこの映画、主演はみんな大好きX-MENシリーズでもお馴染みのHugh Jackman(ヒュー・ジャックマン)。今回で観るのは2回目だったんだけど、普通に泣けた。久々に観た父と子の友情?家族愛?的な映画で最初は凄い抵抗あったんだけど、気づけば完全にのめり込んで観てた。この映画を観る度に、昔親父とキャッチボールしたりしてた頃を思い出す。あの頃は深く考えなかったけど、親子愛っていうのは本当に素晴らしいものだなぁと。家族を持つようになったら、自分が親から受けた精一杯の愛情を自分の子供に注ぎ込んであげたいなと思わせられた映画でした。
 どんな映画観る時でも、登場人物の国籍(見た目とか)はすっごく気になる。今回の『Real Steel』でいうと、最初に出てくるロボットは日本製で、日本語で操作する場面もあって、「Japan = Technology」 っていう印象が未だに強いんだろうなぁと。そのロボットの設計者かつ、最後の敵の設計者でもある「タク・マシド」っていう如何にも日本人臭がするネーミング。その他にも、途中で登場する双頭のロボットの操縦者は如何にも中国人。途中でマシーンがバグっちゃうんだけど、こういうところで「Made in China. はまだまだ安心できません!」って中国disってんのかなとか思ったり思わなかったり。色んな映画見ててもあからさまにdisってる映画あるので、そういうところでまた違った観方ができておもしろいのでぜひ!


2012年9月30日日曜日

映画『50/50』を観て

 ずっとサボっていた映画の書評という程でもないが、それっぽいことを久しぶりに再開したいと思う。感動的な映画も悲しい映画もこわぁーい映画もつまんない映画もワクワクする映画も、観てる人によって観方はほとんど違うので暇な時に映画を探す手助けになればと。

 今回観た映画は2011年公開の『50/50』。先日こっちの友人から一緒に観ようと言われたが、都合が合わなかったので1人で観た。大雑把に内容をまとめると、癌に侵された主人公のガン宣告から最後の手術に至るまでの間の主人公の身の回りの変化と、それに伴う心情の変化を、面白おかしく描きつつも、時には少しシビアな面も入れつつと言った感じ。単調なリズムで映画は進むのだが、刻一刻と『死』が近づいてくる主人公の気持ちが全面に溢れ出るシーンもあり、観ている人の感情を凄くそそる映画だと思った。久しぶりに病魔に侵された人を題材とした映画を観たので、心苦しい場面では胸が痛かった。ネタバレになっちゃうけど、最後の最後のシーンで主人公が見せる笑顔がとても印象的で、悲しい気持ちを一気に吹っ飛ばしてくれる。『この続きはご想像ください。』とも言わんばかりのラストシーンは、ありきたりの演出なんだけど、僕には幸せそうな主人公の姿が見えた。そういう面も含めて色々と楽しめた映画でした。