2012年6月30日土曜日

Too Much.


 絵に描いたような碧々とした海と空に囲まれた小さな島国の住民となってから、早くも1ヶ月が経とうとしている。”Time flies.”とは言ったもので、もう1ヶ月も経ったのかと時の流れの早さを思い知らされている。マルタでの新生活にも少しずつ慣れ始め、美味い飯を求めて食べ歩きにも挑戦している昨今ですが、相変わらずバスの遅延が酷すぎることだけが納得がいかない。30〜40分待ちは当たり前。ホームステイ先に帰るための終バスが11時というまるで別府のような状況です。来週からは節約が強いられる生活のスタートとなりそうです。毎朝7:00起床で8:15には家を出て、30分の徒歩で学校へ。というような日本にいた時よりも数百倍健康的な生活を送っております。ホームステイ先で出る、美味しいけど量が “Too much.” な夕食たちを水で押し込む毎日が少々ストレスフルですが、それ以外は上手くやっています。友達もスグにでき、今は仲良しのイケメンのイタリア人Matteoとスイス人Vuliとランチを食べたり学校帰りに一緒にビーチへ行ったりパブにサッカー観に行ったりとまぁ楽しくやっています。
 それにしても本当にやることが無い。「勉強しろよ!」と出国間際に死ぬほど色んな人から聞かされたので勉強はしているつもりですが、本当にやることが無い。8:45に授業が始まって、全部の授業が終わるのが12:15。その後は基本的にフリー。他の国に私費留学行ってる人たちも同じ状況なのかな?まさかこんなにも暇だとは思わなかったので、TOEICの勉強や読書とかネットをするなどして時間を過ごしています。そんな ” Too much.” な時間の中で考えたことを書いてみたいと思う。
 学校の授業には、まぁ満足してはいるんですけど、正直、私費で語学留学を長期でしてまで海外で英語を勉強する必要あるのかな?って最近凄く思う。(こんなこと言ったら親に殺されるかもしれないけど。)別に日本国内でもAPUとかAIUとかICUとかの俗に言う「国際大学」って言われているような大学に行けば筆記能力だけでなく、会話能力も自分次第で最強に伸びると思う。別に国際大学じゃなくても国際学生がいる大学はたくさんあるわけだから、100%無理なわけじゃない。大学に限らず、中高で習った英語だけぶら下げて外国人がたくさん集まるようなパブとか呑み屋さん行けば自然と知り合える。駅前留学とかやろうと思えば国内で語学留学できる時代だからどんどん利用すればいいと思う。断然安上がりだし。会話能力だけならそれだけで事足りると思う。(簡単な日常会話で使う単語とか文法なら限られてるし。)英語もたくさん勉強すれば相手が言ってることもより深く理解できるし意見も伝えられる、スコア次第では大きな自信になる。海外に行かなくても日本国内だけでできることは腐る程ある。
 でも、日本にいたらやりたいことが多過ぎてできない。まぁこんなの言い訳にしか過ぎないのかもしれないけど。友達と呑みに行きたい、旅行にも行きたい、彼女とも遊びたい、宿題もしなきゃ、バイトもある、毎週ジャンプ読みたい・・・。挙げたらキリがない。日本という国は幸か不幸かやりたいことややれることが身の回りに溢れている。今、「何がやりたいのかわからない。」っていう人たち(僕も含まれる)は「選択肢が多すぎて決められない。」と言った方が正しいんじゃないかと思う。凄く贅沢な悩みだけど、それ以上に苦しい。いっそのこと何の仕事をするか決まっている方が楽じゃないか・・・。とさえ思ってしまうこともあるけど、それじゃつまらない。そんな中で賢い人達はちゃんと取捨選択ができて、限られた時間の中で上手くやっているんだろうと思うと頭が上がらない。本当に凄ぇ。
 【限られた時間で将来どうなりたいのかとかもちゃんと考えて地道に目の前のモノをこなして就職する。これを自分が満足いく形でできる人なんて日本でも本当に一部の人だけだ。】って最近までずっと思ってた。でもいざ海外で生活する中で色んな人と話す中で、「別に『◯歳までに定職に就かなきゃいけません!』なんて法律で決められてるわけじゃないしできるんなら好きなことトコトンやっていいじゃん!」っていう結論に至りました。
 今までのおれの行動とか見てて言い訳だと思われても仕方がない。でも今しかできないんだよ。数年後には今の生活に 仕事とか家族とか色々と圧がかかり始める。だから今やりたいことだけやりまくろう!っていう考えじゃ無くて、今経験したことが後々圧がかかりはじめた時に選択肢の幅を拡げてくれると思ってる。それだけでも十分意味はあると思う。別にストレートで就職した人たちの視野が狭いとか言いたいわけじゃないから悪しからず。
 今のボクにできることは勉強。さぁ頑張ろう。

2012年6月7日木曜日

GIFT


 宿題やミーティングに追われる生活から離れ、自分のやりたいことだけをできる環境に身を置こうと決めてから早くも10ヶ月近く経とうとしている。僕は今、日本から遠く離れた地中海に浮かぶ小さな島で生活している。このマルタ共和国という国は、古く昔から色んな国からの侵略を受けた国であり、様々な文化の痕跡が多数残っている。
 この国の人たちは、ゆるりと流れる時の中で、休みたい時は休み、泳ぎたい時には海に行き、騒ぎたい時は地元のパブに行って他国からの来客と呑み明かす、といったような自由気ままな生活を送っている。日本人のようにいつも何かに追われながら生活をしているのとはまるでわけが違う。そのおかげで今のような何不自由の無い生活をできているのは確かだが、このような世界を経験してしまうと、自分の将来にも疑問を感じ始めてしまう。
 学校の授業で「ステレオタイプ(固定概念)」についてのディスカッションをした時に、外国人のクラスメイト全員から「日本人はたくさん働く。」「でも働き過ぎだ。」「誰のための人生だよ。」「自分の人生だろ。」と言われた。前から気付いてはいたが、直に言われると感じ方もまた違う。同じ学校の生徒が30代や40代の歳上の方ばかりなので、話していてとても面白い。
 昨日の夜、クラスメイト達と呑みに行った時にハンガリー人の友達から面白い話を聞けたので、それを紹介したいと思う。30代半ばの彼は、仕事を辞めて色んな国を転々としている。「仕事どうすんの?」という問いにも「探せば見つかるよ。英語を話せた方が良い給料もらえるしな。」と話す。でも元々務めていた会社を辞めて今の生活を始めたのには理由があった。簡単に言うと、仕事に追われる生活に嫌気がさしていた時に出会った言葉があるらしい。その言葉に影響を受けて、そのように生きること決めたと言う。
                           ” Today is a gift from yesterday, and gift to tomorrow.” 
 直訳すると「今日とは、昨日からの贈り物であり、明日への贈り物でもある。」である。解釈の仕方は人ぞれぞれだろうけど、彼曰く「昨日からもらった今日をおもいっきり楽しめば、明日にも良いものをあげることができるよ。それが繋がっていくんだ!ヒャッフー!」ということらしい。すごぉぉぉぉぉぉぉぉくシンプル!彼はハンガリーに帰ったら仕事を探すらしいが、全く心配しているような素振りは無かった。こんな素敵な話を聞いたら別に日本で就活する必要も無いじゃん!って思っちゃうよね。別に日本で絶対働かなきゃいけないなんてのは決まってないし。おもしろそうやん!この文章を読んで顔が引きつってる親の顔が浮かぶのでここら辺にしとこう。
 話は戻ってマルタについて。4日間住んだ感想としては、この国に来て、大切な人と一緒に行きたいと思わない人はいない。 それが恋人や家族や友達であっても。「飯メッチャ美味い」「治安良い」「街並み一つ一つが絵になる」「人も優しい」「マルタ人は他のヨーロッパ人とのハーフばっかりだから可愛いしカッコ良い」「時間の流れがゆっくり」これ以外に何かいるかな?イタリアとかフランスの街並みには及ばないけど、白を基調とした石でできた軒並みは本当に綺麗。「空の色と海の色が同じなんてありえるのかよ!」って思ったけどガチでした。 協会とかは教科書から飛び出して来たようなものばかり。ヨーロッパのリゾート地だから外国人の対応にも凄く慣れてる。まだまだ挙げたり無いけど、みんながいつか来てくれるのを安くて美味いワイン抱えて待ってます!チャオ!

2012年5月21日月曜日

242 days...


                             気がつけばもう5月も終わりにさしかかろうとしている
    9月から始まったフリーター生活も、めまぐるしいスピードで過ぎていった
       この242日間のフリーター生活の間にたくさんのことがあった
         「新しい環境」「新しい出会い」「新しい生活」
             目の前に広がる全てが新鮮だった
 波一つ無い井戸の中を優雅に泳ぎ続けた蛙は、社会と言う名の大海で迷子になった
                右も左もわからない
              ひたすら藻掻くしかなかった
                 『進むしか無い。』
                何度も言い聞かせた
             『休学しなくても良かったのかな。』
               時には後悔したこともあった
           目の前にあるのは、将来への希望と焦りのみ
     現実と向き合い、自ら人生を切り開こうとする友人たちの姿が眩しかった
             しかしそれは大きな励みでもあった
      SNSを通して見えてくる友人たちの姿を想像しながら毎朝職場へ向かう 
            一日を振り返り、反省をしながら床に就く
          そんな日々ともお別れかと思うと、急に寂しくなる
     春の心地良い暖かさに別れを告げると、厳しい暑さと共に夏がやってくる
               季節は流れ、時間は過ぎていく
               まだまだ止まってはいられない
             まだ見ぬゴールに向かって走り続ける

2012年3月2日金曜日

Sensor Of Exciting.


 最近、念願のMac Book Proを手に入れてずっと弄くりまわしております。みなさんのアドバイスのおかげで良い買い物ができました。Macを買うまでの経緯はこちら。Apple様からいただいた1万円分のiTunes Cardの使い道が上手く決まらずに大金を持て余しておりますので、オススメAppとかあったら教えてくださいエロイ人。
 さぁさぁ偉そうに休学してるメガネがまたまた偉そうなこと書きますよぉ。今回は前からずっと感じていたことについて。
 10月から正式に大学を休学して地元で働いているというのは何度も言っているのですが,なんで休学しているのかや、なんで留学するのかには触れてなかったですね。まぁそのことについてです。
 3回生の後半というとみなさんご存知のように就職活動が一斉に開始する非常に重要な時期です。本来なら就職活動をしているはずのボクですが、休学中ということもあってしていません。しかし、休学中だからといって気は抜けないので、日頃から自分なりに考えてはいます。そんな中、よくこういう質問をされます。
「そんな重要な時期に休学して就活大丈夫なの?」
「2年も休学したら後々就活に響くんじゃないの?」
「留学してたら就活に良いもんね。」
 などと色々な質問や意見をいただくことができます。本当にありがたいです。毎日働くための良い刺激になっています。しかし、ボクがいつもひっかかっているのは「就活」の文字です。時期も時期ということもあってか、就活に絡めたことをよく言われます。はっきり言って、もうウンザリです。就活は将来どのようなライフスタイルを過ごしていくのかを決めるのにあたって、すごく重要なことだと思います。それはすごくわかります。しかし、就活が全てでは無いと思います。
 今3つの職場を掛け持ちして、年齢の違うたくさんの人と接する中で感じること。それは、人それぞれ違ったライフスタイルを持っているということ。何を幸せに感じるかなんて人それぞれです。あなたは何を「幸せ」と感じますか?
若いうちに結婚できたら幸せですか?
たくさんお金があったら幸せですか?
 「幸せ」の価値観なんて人それぞれです。結婚する義務もなければ、同じ仕事を続ける義務もありません。言ってしまえば就活する義務もありません。その人が幸せだと感じるのであれば、他の誰がなんと言おうと幸せなのです。
 この「就活と休学」の間で揺れ動く感情というのは休学生なら必ず経験することだと思います。少し前にtwitterにも書きましたが、「休学と就活」を結びつけること自体がすごぉーくナンセンスです。誰も就活に有利になりたいから休学したり留学したりするわけではありません。もしそういう考え方の人がいるんだったら、ボクはすごく残念だと思います。
 「なぜ休学するのか。」「なぜ留学するのか。」そんなの簡単です。単純に「おもしろそうだから」です。他に何か必要ですか?「留学して◯◯やりたい!」とかはあるとして、最初の動機として「おもしろそう」以外に何か必要でしょうか?動機としては十分すぎるとボクは思います。
 「おもしろそう」と興味は持つものの、中々踏み切れない人もたくさんいると思います。「失敗したらどうしよう・・・。」などと、ネガティブなイメージを持ってしまうでしょう。考えていてもネガティブなことしか出てこないですよね?
 せっかく20年以上生きてきたんだから自分の『おもしろセンサー』を信じましょうよ!!!
 あなたが今没頭していることがありますよね?何でも良いです。なんでそれが好きなんですか?なんでそれにハマってるんですか? That’s why 「おもしろい!」でしょ。
 自分のおもしろいと反応するセンサーなんて自分しか感じれません。それを信じずに何を信じますか?他人の目ですか?周囲の期待ですか?そんなの中学校の思い出と一緒にタンスの奥のほうにブチ込みましょう。つまらない世界にはさようならです。
 「休学してる贅沢者には気持ちわかんねぇよ。」って言いたいのも十分承知なんで、生意気なこと言って申し訳ありませんねぇ。
 最後に前回紹介した日清の本社訪問の際に、現日清食品ホールディングスCEOの安藤宏基様から頂いた興味深い言葉を紹介したいと思います。
「おもしろいと思ったことのアンテナを伸ばせば伸ばすほど情報と人は集まってくる。」
 今回の話に合わせて言い換えると、自分のおもしろセンサーを信じていれば自然と情報も人も集まってくるって意味です。その巡ってくるチャンスや人との出会いを奇跡だと思うのか、はたまた自分でたぐり寄せたと思うのかはあなた次第です!
伸びろ!伸びろ!おもしろセンサー!信じろ!信じろ!おもしろセンサー!\(>o<)/

2012年2月21日火曜日

Freeter buy Mac.


 昨日ついに念願のMac Book Proを購入しました。今現在休学中で、働いて留学資金を貯めないといけない身なのですが、運良く企業から無償の奨学金をいただいたので、全て留学資金にまわすのは味気ない気がして記念として購入しました。昨晩からずっといじり倒しています。最近まで「窓」を使っていた人間なので、慣れない部分はありますが徐々に慣れていけたらいいと思います。
 Twitter上でMacユーザーの先輩方(主に @ponta0192 さん・@yur_uri さん・@a_macaron さん)から色んなアドバイスをいただくことができて今回の購入に至ったわけですが、個人的にはラプトップ1台買うだけなのに非常に苦労しました。しかし、それほどまでして迷いながら買う必要はあったと思います。生まれてこの方「窓」と共に過ごしてきたボクは、Macのことなど何もわからなかったので2回ほどApple Storeにも足を運びました。AirProでずっと迷ってたのですが、結局Proに。2つの大きな違いは“持ち運ぶ” or “NOT” のどちらからしいです。あとはディスクドライブが付いてるかどうかや、容量の問題だそうです。6月から留学に行く予定なので、持ち運ぶことが多いかと思いましたが、重さは頑張れば耐えれるくらいだし長期的なスパンで容量などを考慮した結果Proという選択になりました。様々な先輩からのアドバイスのもと納得のいく購入ができたので、非常に感謝しています。ありがとうございました!
 今回の買い物をするにあたって、たくさんの情報をweb上で散策したのですが、やっぱり色んな情報があります。「Airの方が良いぞ!」とか「Pro買うのもうちょい待て!」とか。何に関しても人ぞれぞれの意見があるんですけど、そういうの色々見ながら自分の中で ” これ!!” と言ったものを持っていれば迷わなくて済むんですよね。良い勉強になりました。
 最近ステマが話題になってて、「最低限のメディアリテラシーは持ってて欲しい。」って声を聞きますが、まさにその通りだと思います。何も知らないで情報を鵜呑みにする事ほど怖いことはないので、「新聞とか本とかちゃんと読めよ自分!!!」っていつも言い聞かせてます。昨日キーボード日本語仕様にするか、英字仕様にするか聞かれて、何も見ずにアッサリ日本仕様にしてしまったのが良い例ですね。結局先輩のアドバイスもあって自分の目で見てギリギリ英字仕様にすることにしたのですが・・・。「大半の方がこちらを選ばれますよ。」って言葉ボクも接客中によく使いますが、それ程自分の意志のない選択はないと思います。まぁ、たかだかそのくらいでそこまで求めるのかどうかっていうのもありますけど、とりあえず何事においても知ってて損することはないと思うんでこれからも色々見ていきたいと思います。このMac Book Proと一緒に・・・。ドヤッ!!w
 Macユーザーの方からしたら全然ドヤれてないのは十分承知です。でもボクは最高に嬉しいです!
これが英字仕様のキーボード
これが日本語仕様のキーボード


2012年2月18日土曜日

ENCOUNTER


 今月の初めに、昨年より予定していた「安藤百福名誉博士奨学金」のお礼参りのために東京へ1泊2日の弾丸旅行をしてきた。まだまだ寒さの残る別府の朝の空気を肌に感じながら、親友との久々の再会を果たした。初めて見る方々もいて、最初は緊張したものの飛行機に乗るころには打ち解けることができていた。さすが各学年の優秀者たるもの、コミュニケーション能力の高さは目を見張るものがあった。(メンツが凄過ぎて未だに自分がなぜその場にいるのか理解できてなかった。)
 大分空港発の飛行機に乗り、東京へ向かう。機内では4回生の受賞者の鬼塚さんと隣だったので、受賞に至る経緯など色んなことを話したが、年齢差などを感じさせないフレンドリーな方で、話が弾んだ。とても謙虚な方で、内側に秘めた熱い思いを引き出そうと自分なりに奮闘したが、力及ばず・・・。そんなこんなしているうちに東京へ到着。1時間半で東京まで行けるなんて・・・。「技術の進歩は凄いですな!」なんて言いながら一行は目的地の昨年の暮れにオープンしたばかりの「CUPNOODLES MUSEUM」を目指す。
 予てから訪れてみたかった場所だったので内心ドキドキだった。移動中の車内はウズベキスタン出身のアクマルと色々と談笑していた。驚くべきことに約半年英会話から離れていたにも関わらずアクマルとの英会話にちょびっとだけついていけたのだ!これは本当に嬉しかった!地下鉄の乗り換えなどをしながら、ついに到着!
 このミュージアムは、UNIQLOの広告などのデザインで有名な佐藤可士和氏による総合プロデュースということもあり、どんなアイディアが散りばめられているのか期待に胸を膨らませていた。予想通り内装はとてもシンプルで、「白を基調に赤文字」というUNIQLOとかのデザインでもお馴染みのスタイルだった。入口から入ってスグ見えるのが大きく広がるエントランス。天上の高さもあり、余計に広さを感じさせる。この大きく長い階段を上って、ミュージアムのエントランスゲートを目指す。中には歴代のインスタントラーメンの展示や、故安藤百福氏がチキンラーメンを発明するまでの過程を描いたムービーや、佐藤可士和氏のクリエイティブシンキングが隅々まで行き渡った、大人から子供まで楽しめるアトラクションなどがあった。(写真はミュージアム内の一部)

一番印象的だったのがこの展示である。

1.まだ無いものを見つける
2.なんでもヒントにする
3.アイデアを育てる
4.タテ・ヨコ・ナナメから見る
5.常識にとらわれない
6.あきらめない
 故 安藤百福氏は、これら6つの要素を軸にチキンラーメンや世界初のインスタントラーメンの発明に取り組みました。これら1つ1つに関する展示も行っているので、そちらも要チェックです。
 展示を見たあとは、世界に一つだけのMy Cupnoodleを作ったり、My チキンラーメンを作ったりしました。家族やカップルなどで来ても必ず楽しめるので、みなさんもぜひぜひ!!(手作りチキンラーメンの体験は希望日の3か月前から申し込みが必要です。)


 展示の他にも、世界各国の麺料理を堪能できるお食事スポットなどもあり、朝から晩まで楽しめるようになっていた。麺料理だけで言うなら確実にAPUの学食よりも充実している。w
 ミュージアムのスタッフの方々にも本当に良くしていただいて、最高の時間が過ごせた。本当にありがとうございました。一つ心残りなのは、お土産屋さんに立ち寄れなかったこと。また今度ゆっくり行こうと思う。
 その日の予定は終了し、足早にホテルを目指す。東京のラッシュ時と重なりそうになったが、メンバーのとっさの判断によりギリギリ回避できたようだった。ホテルに着くと、食事をした後は解散し、各自の部屋で休息をとり、次の日の日清食品ホールディングス代表取締役・CEOとの食事会に備えた。
 朝から徒歩で日清食品本社に向かう。天候はあいにくの雨。傘をさしながらスーツケースをひいての移動だったために、移動だけで疲れてしまった。そうこうしているうちに、本社に到着。私たちよりも一足先に立命館の団体が訪れていた。立命館からは代表2名の国際学生が来ていた。本社のエントランスでゆっくりした後、会食の部屋へと案内された。「もう二度とこの場所に来ることは無いね。」と言うと、「いやいや、ボクはまた来ますよ。」と自信満々に語るケンモの顔が印象的だった。あれは完全にドヤ顔だった。まぁあいつならあり得るやろうけど・・・。
 代表取締役が部屋に入って来るやいなや、空気が張り詰める。良い緊張感だ。CEOはとてもフレンドリーな方で、冗談を交えつつ私たちの緊張をほぐしてくださった。一人ひとりのお礼の言葉も終わり(ボクは超緊張していて噛みまっくてたが・・・。)、食事にうつった。食事中の会話を聞いているだけで、日清食品がいかにグローバルに事業を進めているのかが伝わってきた。どのようなグローバル人材を求めているのかも本来なら就活をしているはずの自分に言い聞かせながら感じることが出来た。しかし、一番印象に残っているのはCEOの安藤宏基氏の「麺」についての話だ。インスタントラーメンの会社の社長だけあって、「麺」にはかなり熱い思いをもっている。「国ごとに麺の固さが違う。」や「麺の塩気が一番重要」だったりと、ひとえに「麺」と言っても話す内容は多岐にわたる。世界中の麺の話は本当におもしろかった。直接話す機会は無かったが、歓迎してくださっているというのはヒシヒシと伝わってきた。本当に素敵なお方だった。
 その日のスケジュールもこなし、足早に本社を去り帰路についた。別府についたのは19:30くらいだっただろうか。東京とはうってかわって天気は良く、別府の北浜の景色と肌を刺すような寒さを今も覚えている。途中下車したメンバーもいて、全員で解散ということはできなかったが、無事に1泊2日の旅は終わった。準備段階からお世話をしてくれた駒牧さんには感謝しきれない。ありがとうございました。
 今回のこの旅で出会った、奨学金の受賞者の方々のキャリアや就職先も凄かったのだが、全員に共通して言えることは、その人柄である。誰一人受賞したことを自慢するわけでもなく、むしろ謙っている方ばかりだった。受賞に至るまでの経緯で様々な困難に直面し、その壁を乗り越えてきた方々はやはり凄かった。審査基準に必ずその人の人柄が反映されていることは間違いないと思う。この出会いを大事にしたい。
 今回に限らず、安藤百福名誉博士奨学金を受賞している歴代の先輩方のキャリアが凄過ぎて、自分が受賞したことが恥ずかしいくらいだ。そんな先輩方に恥じることの無いようこれからも日々精進していきたいと思います。
2011年春セメスター 安藤百福名誉博士奨励賞受賞 APM 3回生 深川謙蔵
P.S 別府を代表する新世代ソーシャルスペースのウエオアートマンスルームのコウジとウェンありがとうなぁ~!!!!

2012年1月25日水曜日

美味いもの食おう!良い映画を観よう!いっぱい話そう!


 中学時代、我が家では稀にみる美女という噂の姉から色んな洋楽ファッションについてたくさんの教えを乞うた。思春期真っ只中のボクにとって、高校生の姉と言うのは神々しい存在だった。そんな姉の影響から、初めて自分でファッション誌なるものを買ったり、洋楽のCDを買ったりした。初めて美容院に行く時の、床屋とは違うあのちょっと背伸びをしたようなムズムズとした感覚が今でも懐かしい。その他にも、初めて友人と福岡まで足を伸ばし、ショッピングなるものをしたりと田舎育ちのボクには初めての連続だった。
 高校生になると、とおいという一人の変態にインスパイアされてから映画を手当たり次第観るようになった。とおいのオススメだったり、少しでも面白そうなレビュー見つけたりしたら、親からもらった昼食代500円を極限まで節約しながら100円握りしめて学校帰りにTSUTAYAに通ってた。観れる映画って限られてるから、無数にある映画の中から今日の一本を見つけだすのは” ド ”が着く素人のボクには至難の業でもあり、最高に贅沢な時間だったと今では思う。「名作」と言われるものは、何が良いとか本当に伝えたいことは何なのかとか考えずに、見栄っ張りなボクはそういう作品を手当たり次第に観続けていた。でも中には自分のお気入りと呼べるものを見つけたりと、素晴らしい作品には心の底から「素晴らしい!」と言えるようになっていった。
 大学に入ると、サークルの先輩などから誘われて「食べ歩き」なるものを経験させてもらった。大学が別府にあるので、観光地ということもあって、チェーン店よりも圧倒的に個人経営の飲食店の方が多い。個人経営の良い点は地元の食材や、旬の新鮮な食材を食べれるところにあると思う。それからは友人と美味しいお店を探したりと、「食べ歩き」にハマってしまった。旅行に行った時などは、ちょっと奮発してでも美味しい物を食べて、その地その地の味を堪能し、その地でしか感じることのできない幸福感を満喫することに味を占めてしまった。
 皆、小さいころから色んな感性に触れることで自分の中で感情だったり、人格だったりという色んなものが形成されていくんだと思う。その個人個人の感性というものは今までに経験してきたモノにのみ形成され、その人の人生を豊かにしてくれる。「人生は一度きり」とは良く言ったもので、一度しかない人生をどれだけ謳歌できるのか、それはその人の感性の幅で決まってくる。一つの感性に触れることで、全く異なったジャンルのモノに興味を湧かせてくれるかもしれない。その繰り返しで、人生はジワリジワリと広がっていく。
 ボクが様々な感性に触れることを求める最大の理由、感性に触れることによって、学校では教えてくれない新たな教養を与えてくれるところにもあるのだが、一番の理由は、「同じ価値観を持った人に出会えた時の感動」にある。ボクは、一本の素晴らしい映画に出会えた時の感動よりも、その映画を共に賞賛できる友に出会えた時の感動の方が勝ると思う。
 美味しいものを共に美味しいと言える仲間、共に腹を抱えて笑うことができる仲間がいること、これほど幸せなことは無いと思う。
 こんなカッコつけたことを21歳の若僧がいっちょまえなことを考えてた時に出会ったタイムリーな映画がある。
 16歳の主人公のジェニーは歳の離れたデイビッドと出会うことで、今までには観たことのない世界を目にするようになる。デイビッドと過ごすことで新たな発見を得られる日々。そんな大人なデイビッドに少しでも追いつけるようにタバコを吸ったり、ブランド物に身を飾ったりなどと背伸びをしようとする姿が本当にかわいらしい。彼と出会ってから彼女の人生の幅はドンドン広がっていく、その一方で本来の目的であったオッスクフォード大学への入学は遠ざかっていく。そんな間で揺れ動くジェニーの感情は必見です。後輩が「最高の恋愛映画です。」と賞賛するのがわかった。アクション映画では無いが、久しぶりに映画館で観たいと思った映画でした。オヌヌメです。
 いつものようにズラズラつまらんこと書いてるんですけど、結局何が言いたいかと言うと「ボクと遊んでください。」ということです。