宿題やミーティングに追われる生活から離れ、自分のやりたいことだけをできる環境に身を置こうと決めてから早くも10ヶ月近く経とうとしている。僕は今、日本から遠く離れた地中海に浮かぶ小さな島で生活している。このマルタ共和国という国は、古く昔から色んな国からの侵略を受けた国であり、様々な文化の痕跡が多数残っている。
この国の人たちは、ゆるりと流れる時の中で、休みたい時は休み、泳ぎたい時には海に行き、騒ぎたい時は地元のパブに行って他国からの来客と呑み明かす、といったような自由気ままな生活を送っている。日本人のようにいつも何かに追われながら生活をしているのとはまるでわけが違う。そのおかげで今のような何不自由の無い生活をできているのは確かだが、このような世界を経験してしまうと、自分の将来にも疑問を感じ始めてしまう。
学校の授業で「ステレオタイプ(固定概念)」についてのディスカッションをした時に、外国人のクラスメイト全員から「日本人はたくさん働く。」「でも働き過ぎだ。」「誰のための人生だよ。」「自分の人生だろ。」と言われた。前から気付いてはいたが、直に言われると感じ方もまた違う。同じ学校の生徒が30代や40代の歳上の方ばかりなので、話していてとても面白い。
昨日の夜、クラスメイト達と呑みに行った時にハンガリー人の友達から面白い話を聞けたので、それを紹介したいと思う。30代半ばの彼は、仕事を辞めて色んな国を転々としている。「仕事どうすんの?」という問いにも「探せば見つかるよ。英語を話せた方が良い給料もらえるしな。」と話す。でも元々務めていた会社を辞めて今の生活を始めたのには理由があった。簡単に言うと、仕事に追われる生活に嫌気がさしていた時に出会った言葉があるらしい。その言葉に影響を受けて、そのように生きること決めたと言う。
” Today is a gift from yesterday, and gift to tomorrow.”
直訳すると「今日とは、昨日からの贈り物であり、明日への贈り物でもある。」である。解釈の仕方は人ぞれぞれだろうけど、彼曰く「昨日からもらった今日をおもいっきり楽しめば、明日にも良いものをあげることができるよ。それが繋がっていくんだ!ヒャッフー!」ということらしい。すごぉぉぉぉぉぉぉぉくシンプル!彼はハンガリーに帰ったら仕事を探すらしいが、全く心配しているような素振りは無かった。こんな素敵な話を聞いたら別に日本で就活する必要も無いじゃん!って思っちゃうよね。別に日本で絶対働かなきゃいけないなんてのは決まってないし。おもしろそうやん!この文章を読んで顔が引きつってる親の顔が浮かぶのでここら辺にしとこう。
話は戻ってマルタについて。4日間住んだ感想としては、この国に来て、大切な人と一緒に行きたいと思わない人はいない。 それが恋人や家族や友達であっても。「飯メッチャ美味い」「治安良い」「街並み一つ一つが絵になる」「人も優しい」「マルタ人は他のヨーロッパ人とのハーフばっかりだから可愛いしカッコ良い」「時間の流れがゆっくり」これ以外に何かいるかな?イタリアとかフランスの街並みには及ばないけど、白を基調とした石でできた軒並みは本当に綺麗。「空の色と海の色が同じなんてありえるのかよ!」って思ったけどガチでした。 協会とかは教科書から飛び出して来たようなものばかり。ヨーロッパのリゾート地だから外国人の対応にも凄く慣れてる。まだまだ挙げたり無いけど、みんながいつか来てくれるのを安くて美味いワイン抱えて待ってます!チャオ!
0 件のコメント:
コメントを投稿