2013年6月6日木曜日

いっぽ

 約2年ぶりのクオーターブレイク。だからといって、とびきりはしゃいでやろうという気もサラサラなくて、いつも通りの時間が過ぎていくものだと考えていた。しかし今回は、本当にいい意味での休憩ができて上手く切り替えれたと思う。

 前にも書いた、APUと楽天と日経の主催で行われた第一回グローバルキャリアチャレンジプログラムに参加してきた。東京の学生と企業をわざわざ別府に招いて、3日間ぶっ続けで各々の担当の企業についての企業理解と10年後のビジネスプランを考えるというものだった。

 楽天を担当することになり、チーム5人で集めれる限りの情報を集め、徹底的に話し合い考え抜いた。企業理解が本当に難しく、ただ単にサイトを見るだけでは表面上のものしか見えてこず、結局は楽天が行なっているビジネスと、創業当時からのミッションを照らしあわせて、そこから見えてくるものを探さなくてはならなかった。

 ここで2日間調べたことを書き続けたら膨大な量になってしまうので割愛するが、見えてきたものは、本当にシンプルなものだった。Amazonなどの競合と戦ってきた中で、今現在楽天が生き残ることができた一本の線をみつけることができた。その瞬間チームがひとつになったような気がした。

 久しぶりにチームで動くことを実感し、リーダーとして行動する中で、昔自分が築き上げたリーダーとしてのスタイルがふつふつと湧き上がってくる感覚は、不思議ではあったが、どこか心地良くも感じた。リーダーとして僕ができることは、全く大したことは無く、いかにメンバーが過ごしやすい空間を作ることができるかだけだった。だから、良いアイディアも出していない、気が利くようなことも言ってない。

 正直アイディアを見る限りでは、他のグループと被っていてもおかしくないようなアイディアだったので、他のグループに勝つか負けるかの差は、本当に微々たるものになることはわかっていた。ここで大きな差を出すのがプレゼン力や、さらに考え抜く力だった。正直このプレゼン力というのは、一日そこらでどうこうなるものではなく、場数踏んだ奴が強いわけなので、そこは無視して、考えぬくことに注視した。

 この最後までやり切る力の原動力というものは、シンプルだけど結局は『根性』だと思った。『負けたくない。負けられない。』というような本当にそこだけだと思う。結果が出る前に、プレゼン作り終わった瞬間から『1位じゃなくてもいい経験できたし良かった!』とか言ってたらもちろん負ける。何においても結果が全てだし、そこに繋がるプロセスを大事にしてこその結果だと改めて感じた。

 正直これは、僕らのグループが楽天を担当した中で1位を取れたからこそ言えるのかもしれないが。別にデカイ態度でドヤ顔したいわけでもない。最後に主催者の方が質問した『最初から1番を目指して頑張った人』という問に対して手を挙げずに周りをキョロキョロ見渡す他の参加者ばかりの中、堂々と手を挙げたチームメイト全員を僕は心から誇りに思う。

 『No.1じゃなくてOnly 1で良い。』を具現化したような光景だった。これが巷で言われる「ゆとり」というわけではないかもしれないし、そうかもしれない。正直そんなのどうでもよくて、結果を出さなきゃいけない時は出さなきゃいけない。それ以外はonly 1でも良いと思う。でもそれじゃ何もできないし何も生まれない。

 就活もそうだけど、結局自分が行きたい企業があるのならば、その企業が提示する条件を満たす点数が必要なわけで、それにも満たしていないのに、『点数じゃなくてもっと人間性で判断して欲しい。』なんてただの戯言でしかない。スタートラインに立てていない自分に気づくべきだ。

 今APUに戻ってきて考えるのは、誰を目標にするかや、ライバルとするか。正直誰といえるような人がいるわけでもないが、休学中にたくさんの人に出会った中で、自分よりもはるかに優れた人の存在を知ると、もっと頑張らなくてはと躍起になる。そういう存在の人には、嫉妬でもあり憎悪の念も少しばかり混じっているのかもしれないが、感謝している。

 今回のイベントを通して、初めての経験があった。それは自分で出した答えに気づき、涙を流すような感動を覚えたことだ。そんな経験みんなにもあるのではないだろうか?私は今までそんな経験がが無かったし、冷め切っていたのかもしれない。そんな経験が今後の僕の将来に一歩を踏み出させてくれた。道は決まった。今は、それに向かって頑張るだけだ。

 追記 1位になれなくて悔し涙を流す後輩を見て、久しぶりに嬉しかった。中々冷め切ったような態度をとる奴なので、そういう人間味のある感情を感じれたことが本当に嬉しかった。その悔しさをバネにまた頑張って欲しいし、僕も頑張らなくてはと思った。ありがとう。

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