まず安倍首相のAPU訪問を知った時に抱いた率直な感想は、『へぇー。で?』というくらいのもので、とてもあっさりしていた。別にこれは僕自身が全くAPUに興味が無いという気持ちの表れではなく、訪問を通して得られる僕ら学生自身への恩恵が全く思いつかなかったから。
記者会見の中で安倍首相がおっしゃっていた『大学のグローバル化』や、『日本の大学を国内だけじゃなくて世界の大学にすべきだ。』っていうことの延長線上で浮かんだのが今回のAPU訪問だったんだと思う。
もちろん僕も1人のAPU生として首相の訪問はとても喜ばしいし、光栄なことだと思う。でも、その訪問がキッカケで急に就職率が「グンッ!」と伸びたり、将来が保証されたりという身の回りの変化は全く無く、これからも今まで通りの生活が待ってるだけ。
そりゃ、首相の訪問で『企業はAPU生を全員受け入れる。』とかいうすげぇぶっ飛んだ政策とか発表されれば『ウッヒャー!APU最高!』とかなるんだけど、別に身の回りでは何の変化も無いじゃん。
前にAPUが『人気企業人事が選ぶ人材育成で注目する大学』の中で東大に次いで3位になった時も同じような感じで、みんな浮き足立ってる感凄かった。それが自信に繋がったのなら別に良いし、そりゃ人それぞれなんだからどうこう言う所以も無いのだけども。
結局は友人のエントリーにも書いてあるように、『てめぇがブランドになれ。』ってことに尽きると思うんですよね。いくらAPUがすごく有名になって世界中に認められるような大学になったとしても、自分がしょうもないことばっかしてたらそれまでだよっていうこと。
APUがどうとかじゃなくて、自分自身で何か切り開いたりすることが本当に大事なことであって、APUはそういう色んな機会を提供してくれるだけ。だからそういう機会はどんどん使わないと。そこから生まれてくるAPU愛と今回の件は全く別物なわけですよ。
APUが好きなのはみんな一緒だし、それはとても素晴らしいのだけど、乗っかりすぎちゃダメ。そんなのAPUも嫌がるよ。迷惑よ。APUが好き過ぎるなら、APUから離れて何か挑戦してみよう!くらいじゃなきゃ。そんなに世の中甘くない。
企業も大学も人も、てめぇがどの大学出たかとか全く興味なくて、1番大事なのはてめぇがどんな人間なのかっていうことだけ。
あと、今回の首相訪問でちょっとしたデモ活動をした韓国人学生がいたらしいけどさ、それ見て「こいつとは友達になれねぇ。」とか「気まずい」とかしょうもないこと言ってんじゃないよAPU生。自分の思ってること発信して何が悪いんだよ。あの人が誰か傷つけたかよ。人が悲しむようなことしたかよ。現に日本にいて、APUに通ってるでしょうが。
完全に個人的な意見だけど、そんなの全然グローバルじゃない。歴史観、宗教、文化 、言語、人種、etc そういう違い全てを受け入れて人とコミュニケーションできるのが本当のグローバルだと思うわけですよ。右寄りなら右寄りでも良い。でも寄り過ぎててもダメ。右と左の中間とって、ド真ん中行かないと。それがグローバルだし、APUっていう環境でしょ。別にグローバルどうこう興味ないとかいう人は別にいいし、これに関しては色々意見あると思うから、意見ある人はどうぞ。
そういうAPUを見て悲しくなったし、自戒の意味も込めての今回のエントリー。
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